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【マスブロ】〇い僕と、△な君。

なんかよく分からない理由でフラれた。

たしかそんな説明を、あの時の僕は友達にした気がする。
友達もたしか、よく分からない、みたいな顔して首を傾げてたっけ。

社会人3年目くらいの時、友達の友達が連れてきた、マナカナのどっちかに似てる女の子。

僕はその子に恋をした。

なんて「それ」っぽい書き出しにしてみたけど、これといってドラマチックな展開はなく、
2度のデートの帰り道、京都の駅ビルの一角で告白した僕はあっさりフラれた。

「増田君が悪いわけじゃないの。でも…、ゴメンなさい」

僕が悪いわけじゃなかったらなんでなんだ?なんて思ったのは、傷心のまま家に帰ってシャワーを浴びてる時で、
フラれた理由ははっきりしないまま、せめての道連れだと頭皮が悲鳴をあげるくらい僕は頭をゴシゴシ洗った。

そんな報告を友達にしたら、やれ2度目のデートで告白は早いだの、やれ駅ビルの場所が悪かっただの言われたけど、
結局のところ、僕らが行き着いた結論は、

「好みじゃなかっただけ」

だった。
いや、もちろん顔が濃いとか話し方がムカつくもう生理的に無理とか、いくらでも理由なんてあげられるんだけど、
言ってしまえばそれも彼女の「好み」ではなかっただけで、僕の中身や身体的特徴(?)が彼女にはしっくり
こなかっただけなんだろうな、と。

だから彼女は言ったんだ、「君は悪くない」って。
だからといって納得できるわけでもないんだけど。
納得はできないけど、仮に彼女が無理をして僕の告白にOKを出してくれていたとしても、それはきっと長くは続かない
だろうし、仮に僕が彼女の好みを正確に捉えていて、告白にOKしてもらうために無理に彼女好みを演じていたとしても、
それもきっと長くは続かなかったんじゃないかと思う。

自分の形は〇なのに、無理やり△に入ろうとしたって入れない。
仮に自分の形を無理に△にしたところで、そのままずっと△でいないといけない、本当は〇なのに。
きっと窮屈で、どこかで限界が来てしまう。
それなら最初から〇な自分を受け入れてくれる、同じ〇を探そう。


就職活動だってきっとそう。
不採用通知が来たらそれはそれでヘコむけど、それは別に君が悪いわけじゃない。
採用側の好みに合わなかっただけ。
採用側の求める人材が△で、君の形が〇だっただけ。
それは別に、君が悪いわけじゃない。
もちろん、求められる人材像に自分を合わせることも大切だけど、
まずは自分の形に合った就職先を探してみてもいいんじゃないかな。

まあ、フラれ続けた男の、自分を傷付けないための言い訳と言われるとそれまでだけど…(;´・ω・)


EYE大阪本校
担任 増田裕紀